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【cursor】 "ウィンドウが予期せず終了されました (理由: 'crashed', コード: ‘5’)”で頻繁にクラッシュするのを改善した時の諸々備忘

結論から

よくある記事のように拡張機能OFFとかじゃ解消しませんでした。
設定ファイルまるっと消してやり直すか、再インストールするしかないようです。

やって失敗したことを順に記載して、最後に設定クリアの方法を記載します。

事象

Cursorを利用している最中に動きがかなり遅くなり、以下メッセージを出してクラッシュする

ウィンドウが予期せず終了されました (理由: 'crashed', コード: '5')

これはAIにファイル生成させていないアイドル時にも発生し、再開しても不意なタイミングでクラッシュしました。

確認したこと

  • アクティビティモニターでCursorを見ると、メモリを2.8GBも占有していた。

端末スペック

  • M2Mac
    * 16GB
    * Sequoia15.3.2

やったこと

失敗1:拡張系アンイストール

  1. VSCodeで利用していたLaravel系とHTML系の拡張を全部アンインストール
  2. 端末再起動
  3. プロジェクト起動
    ->開いた瞬間にクラッシュし、メモリ利用量も改善せず

失敗2:タブを1個のみ開くようにする

  1. Cursor起動
  2. 作成されたファイル等のタブを閉じる
    ->数分後にクラッシュし、メモリ利用量も改善せず

失敗3:拡張を無効化してコマンドから起動

  1. 拡張無効状態で開ける以下コマンド叩く

cursor --disable-extensions
->zsh: command not found: cursor
※PATHが通ってなかった。。。

2. 完全PATHで実行

/Applications/Cursor.app/Contents/MacOS/Cursor --disable-extensions

拡張無効化状態で開くことはできたが、事象変わらずにクラッシュ

拡張が無効なことがメッセージから確認できる。

成功:アプリデータの削除

1.ターミナルで以下を実行し、データ削除

sudo rm -rf ~/Library/Application\ Support/Cursor

rm -f ~/.cursor.json

2.Cursorを起動
 ※インストール時のように初期設定画面になるので、VSから拡張は入れないように設定に「Start from Scratch」を選択

3.そのままCursorへのログイン処理を実施
4.以前にクラッシュしたフォルダを開き作業を実施し、クラッシュしないことを確認

メモリの消費量も格段に下がっていること(111MB)を確認し、問題解消

おまけ

Cursorでプロジェクト/フォルダを開いていない状態だとクラッシュしなかったので、その状態でプロファイルをエクスポート(バックアップ)自体は可能でした。

最後に

今回は拡張機能というよりは、アプリケーションのキャッシュに起因する事項だったようです。

VScode自体でも起きているっぽいので、フォーク元の仕様起因かもしれませんね。

Visual Studio Code(VSCode)で「VSウィンドウが予期せず終了されました(理由: 'crashed', コード: '5')」というエラーが発生する場合は、キャッシュをクリアするとよいでしょう。
【キャッシュのクリア手順】

  1. Ctrl + Shift + P を押します。
  2. Clear Editor History と入力します。
  3. Enter を押します。
Geminiより

参考

https://docs.cursor.com/troubleshooting/common-issues

https://docs.cursor.com/troubleshooting/troubleshooting-guide

https://zenn.dev/web3ten0/articles/f5667e466f2674

以上、どなたかのお役に立てば幸いです。

  • この記事を書いた人

緑川縁

ニートからシステムエンジニアになった人
クラウド案件をメインにやっています。
保持資格:CCNA,AWS SAA&SAP,秘書検定2級
趣味でボカロ曲作り始めました。

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