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【Flutter】iOSシミュレーターの時間を09:41にする方法

はじめに

最近、iOSアプリ開発をFlutterで始めました。
AppStoreに掲載するスクリーンショットでちょっと困ったので、その解決方法を共有します。

スクリーンショットの要件

必須要件

  • 6.5インチと6.7インチのスクリーンショット
  • iPhone 16 Pro Max（6.7インチ）
  • iPhone 14 Plus（6.5インチ）

これらのデバイスはXcodeからシミュレーターを起動できます。

スクリーンショットの撮影方法

  1. シミュレーターのメニューから「File > Save Screen Shot」を選択
  2. または、Cmd + Sのショートカットを使用

推奨事項

  • 時刻を09:41に設定する

なぜ09:41なのか？

Appleの製品発表のタイミングが09:41だったことに由来します。現在でもAppStoreの上位ランキングアプリの多くがこの時刻を採用しています。

参考：Appleが広告に使うiPhoneやiPadの時計が必ず「9：41」を示している理由

時刻の設定方法

シミュレーターは通常、PC本体の時刻と同期していますが、以下のコマンドで手動設定が可能です。

デバイス名の取得

方法1：flutter runの出力から

Syncing files to device iPhone 14 Plus...
~~中略~~
A Dart VM Service on iPhone 14 Plus is available at: http://127.0.0.1:54758/hogehoge=/

方法2：xcrunコマンドで一覧表示

xcrun simctl list devices

時刻設定コマンド

xcrun simctl status_bar "{デバイス名}" override --time "9:41"

具体例：

xcrun simctl status_bar "iPhone 14 Plus" override --time "9:41"

実行結果

注意点：

  • シミュレーター起動中でもコマンドは実行可能
  • 設定した時刻はシミュレーターを再起動しても維持される

終わりに

2024年11月現在、GUIでの時刻変更機能は利用できませんが、このコマンドライン方式で簡単に設定できます。
AppStore掲載用のスクリーンショット作成にお役立てください。

  • この記事を書いた人

緑川縁

ニートからシステムエンジニアになった人
クラウド案件をメインにやっています。
保持資格:CCNA,AWS SAA&SAP,秘書検定2級
趣味でボカロ曲作り始めました。

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