記事概要
件名の病に掛かり全身の皮膚が大変な状態で4週間程外出はもちろん室内生活すら困難な状態でした。
経験した辛さを何かに昇華したいので、体験記として残したいと思います。
グロテスクな表現が多いので、苦手な方はご注意を。
どんな状態でも、とりあえず医者にいった方がいいですね。
どんな症状なの?
皮膚が急に裂け、滲出液がとめどなく流れ、動くだけでも激痛が走り、正直何度も自殺することを考えていました。。。
日光性皮膚炎ってどんな病?
ChatGPTより解説
日光性皮膚炎(にっこうせいひふえん)は、紫外線(主に太陽光線)によって引き起こされる皮膚の炎症性疾患です。日光性皮膚炎は、紫外線に対する過敏症反応によって引き起こされ、皮膚に炎症や発疹を引き起こすことが一般的です。この病気は、主に日光にさらされた皮膚部位(通常は顔、首、手、腕など)に現れます。
症状は人によって異なりますが、一般的な症状には、赤み、腫れ、痒み、水ぶくれ、またはただれたような発疹が含まれます。重症の場合、水ぶくれが破裂して潰瘍(うるく)ができることもあります。症状は日光にさらされた後、数時間から1日後に現れ、通常は数日から数週間続くことがあります。
日光性皮膚炎は、遺伝的な要因や免疫系の異常、一部の薬物や化学物質に対する過敏反応と関連していることが知られています。この病気を予防するためには、適切な日焼け止め剤の使用、遮光帽や長袖の服の着用、日陰で過ごすなど、紫外線から皮膚を守る対策が重要です。また、症状が出ている場合は、医師に相談して適切な治療を受けることが推奨されます。
ChatGPT3.5
罹患関連
- 罹患のきっかけ
原因自体は、病名の通り太陽光に当たったことになるんですが、基本引きこもりなので太陽にあたった記憶が罹患前にありません。。。
- 症状画像
写真を撮っておいたので、掲載しようかと思いましたが、見返すとあまりにもグロテスクだったので自主規制しました。。。
イメージとしては、乾燥して割れた大地とコールタールに塗れた地面を想像してください。。。
時系列
1週間目
症状
- 全身の皮膚が裂け爛れて滲出液が止めどなく流れ、部位によってはひどい乾燥状態のマダラ状態
- 滲出液が髪の毛にへばりつき、不快感がMAX
- 目元や口の皮膚が薄い箇所は、滲出液で固まってしまい開閉が困難になる
対策
- 外出することができない状態だったので、ロキソニン、市販薬の塗り薬とガーゼ、包帯で直そうする。
- 頭は痛みを我慢して、バリカンで丸坊主にする。
結果
- 過去の経験から髪の毛が治療の邪魔になることを知っていたので、全剃りで不快感等はなくなる。
- 傷口からは滲出液が止まらず、持っていたシャツが全部ダメになる。
- ロキソニンのおかげで痛みは落ち着きましたが、症状に関しては横ばいレベル
2週間目
症状-前半
- ある程度は落ち着き、滲出液が止まり始めましたが、皮膚は少し触るだけでも血が出てしまい、ボロボロになった皮膚のカス(ふけ?)が部屋中に落ちている状況です。
- 多少痛みや違和感はあれど、部屋の中なら活動はできるレベルに回復しましたが、少し皮膚に触れるだけで、指にべっとり皮膚だったものがこびりつくので、気と衛生観念が滅入りました。。
ジョジョで例えるなら、トニオの店での億泰ぐらいべっとりでした。。。
症状-中盤~
- 落ち着いた思ったのも束の間、かなり激しくぶり返しました。。。
- 1週間目に味わった症状の倍の痛み、痒みで本当に死にたいと思いながら、床についていました。
- 「なぜこんな風に生まれてきたのか」とネガティヴな思考が全身の駆け巡ります。
こういう系の病は心に来ますね。。
対策
- 流石に限界だったので、全身を包帯でぐるぐる巻きのミイラ状態で医者に行きました。
- 医者も顔をしかめる状態で、入院まではいかないが、安静にして、強めのステロイドを服用して様子を見るとのことでした。塗り薬は薬局の在庫切れになるぐらい大量にもらいました。
全然関係ない話ですが、薬局は在庫切れの場合には郵送してくれるんですね。
辛かったポイント
- 診療所にいた老人達が、話せないと言っているのに興味本位で話かねてくる。
- それ以外の方の憐憫の視線が疲弊した心にくる。
あの老人たちは、皮膚科ではなく耳鼻科か脳神経外科に行くべきでしたね。。。
3週間目
結果
- ステロイドの力ってすごい!
- 服薬から4日程度で、滲出液や皮膚の割れ状態から離脱することができました!
残りの症状
- 中程度の肌荒れ
- 手足の水疱
- 剥けかけのたくさんの皮膚
4週間目
最終結果
- 3週目で残っていた症状も全部改善しました!
所感
- 治っていくにつれて、ドンドン皮膚が剥けていきました。量がすさまじく、スティク型掃除機のタンク半分がそれだけで埋まりました。
- 水疱が目につくので、つい触ってしまうんですが、ぶつぶつしているので結構気になっちゃいますね。
- 外用副腎皮質ホルモン剤 ロコイド軟膏 0.1% 5g を総計40本を処方してもらったのですが、全部使い切ったのが少し驚きでした。
塗り薬を箱単位で処方された時にはかなり驚きましたね。。
罹患中あってよかったもの
- さらし
ガーゼや包帯で対応するのが一般的ですが、素人が全身巻くには、長さも幅も足りません。
ですが、サラシであれば長さも幅もあり、素人でも雑にグルングルン巻けますし、カットして必要な長さにもしやすいです。
滲出液や血液まみれになるので、使い捨て想定です。
- プロテイン
全身の皮膚がバキバキなので口をうまく開くことができないの通常の食事を摂取することが困難です。
プロテインは、液体で摂取しやすく腹持ちも良いのでかなり助かりました。
皮膚の再生に必要なタンパク質やビタミンも含めれているので、罹患中の食事の最適解かも知れません。
- プラスチックストロー
口が開けないので、水を飲むのにも苦労しますので、ストローがあると本当に助かります。
金属だと肌に負担がありますし、紙だと耐久性がないので、プラスチック素材なのが大切です。
- アイスノン
幹部を冷やすのにも使えますし、枕にもなりますので、 痛みを和らげるのにかなり役立ってくれました。
普通の枕よりも、蒸れたりしませんし。
まとめ
- 死にたくなるレベルでキツい病
- 病や周りの目が辛くても、ちゃんと病院に行く
- 病院を集会所がわりにしている老人多すぎ
- テレワークならギリ働くける
人生でトップ3に入るぐらい辛い4週間でした。。。
以降、出かける際には日焼け止めはもちろん日傘等を利用して、再罹患しないように気をつけたいと思います。