EMPという謎の略語に苦しめられた際の備忘記事です。
エラー云々ではなく、その略語はなんだい?って部分を焦点にしています。
ElementMediaLiveとElementalMediaPackagev2を、
FragmentedMP4で繋げようとした際に、以下のようなエラーが表示されました。
- やったこと
Elemental MediaLiveの出力先にMediaPackageを選択し、
各出力の出力設定>HLS設定を「fMP4 HLS」に変更し、各オーディオを削除し、
チャンネルの更新を押下
- 表示されたエラー
EMP urls are not allowed for hls fmp4 outputs
⇒DeepL翻訳:hls fmp4出力では、EMPのURLは使用できません。
- 公式ドキュメント確認
AWS Elemental MediaPackage>ユーザーガイド>ライブでサポートされるコーデックおよび入力タイプ
メディアコンテナ>動画の入力は、tsファイル形式のみサポートされていました。
その為、上記エラーが表示されているようです。
Fragmented MP4を利用する場合には、MeidaStore等を利用する必要がありました。
EMPという用語について
AWS 用語集を確認しましたが、Media系とは関連のない用語となっていました。
AWS End-of-Support Migration Program for Windows Server は、Windows Server 2003、Windows Server 2008、および Windows Server 2008 R2 で実行されているアプリケーションを、Amazon Web Services (AWS) で実行されている最新のサポート対象バージョンに移行するためのテクノロジーとガイダンスを提供します。
AWS用語集>EMPの項目より引用
- 色々調べた結果
aws公式サイトのドキュメントには記述はありませんでしたが、
aws-sampleというGitHubに記述がありました。
This project will provide you with deployment samples for the following AWS services:
該当リポジトリのServicesより引用
・AWS Elemental Connect (EMX)
・AWS Elemental MediaLive (EML)
・AWS Elemental MediaLive Statmux (EML-STX)
・AWS Elemental MediaLink (EMK)
・AWS Elemental MediaConvert (EMC)
・AWS Elemental MediaPackage (EMP)
・AWS Elemental MediaStore (EMS)
・AWS Elemental MediaTailor (EMT)
・AWS Elemental Channel Assembly (ECA)
・AWS Elemental Secure Packager and Encoder Key Exchange (SPEKE)
・Amazon Interactive Video Service (IVS)
Some examples will also demonstrate the integration of MediaServices with other AWS services through detailed use cases.
- 最後に
最初見たときは、EMPって何?ってかなり混乱しました。。。
IT業界はすぐに略字を利用するので、混乱しますね。。。
それに公式サイトにも記載が無いってのは驚きました。
これからそれ以外の連携サービス/リポジトリも調べる範囲に入れたいと思います。
以上、どなたかのお役に立てば幸いです。