【aws】AWS Elemental MediaLiveを自動停止したい

継続的にMediaLiveのチャンネルを利用していると、
停止することを忘れてしまい必要以上に課金が発生してしまうケースがあると思います。

その対応として、定刻になったらチャンネルを停止する設定を実施したので、
備忘として記載します。

利用サービス

Amazon EventBridge

AWS Elemental MediaLive

MediaLiveは、チャンネルIDを確認するだけです。

IAM

利用するポリシー

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Sid": "VisualEditor0",
            "Effect": "Allow",
            "Action": "medialive:StopChannel",
            "Resource": "arn:aws:medialive:ap-northeast-1:アカウントID:channel:チャンネルID"
        }
    ]
}

上記ポリシーは、VisualEditorで作成しました。

利用するロールのエンティティ

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Effect": "Allow",
            "Principal": {
                "Service": "scheduler.amazonaws.com"
            },
            "Action": "sts:AssumeRole"
        }
    ]
}

ポイント

コンソールから作成する場合には、信頼されたエンティティタイプは、「カスタム信頼ポリシー」を選択します。

EventBridge

Amazon EventBridge スケジューラを利用します。

ポイント

EventBridgeで利用するAPIは、複数のチャンネルを指定することができません。

その為、1チャンネルにつき、１つのスケジュールを作成する必要があります。

毎日24:00にチャンネルを停止する為の設定は以下です。

cron式

00 00 ? * SUN-SAT *

フレックスタイムウィンドウに関しては、オフでもOKです。
また、「時間枠」に関しては、設定しなくても問題ありません。

ターゲットの選択
MediaLive > StopChannel

ChannelId　には、該当チャンネルのIDを指定します。

再試行ポリシーとデッドレターキュー (DLQ)

チャンネルが停止していたケースを想定して、
再試行ポリシーはOFF、DLQはなしに設定します。

アクセス許可

上述のポリシーとエンティティを内包したIAMロールを選択します。

設定は以上です。

発火確認について

実行結果については、CloudWatch で確認することができます。

詳細は公式ドキュメントに記述されていますが、
InvocationAttemptCountのメトリクスをみれば発火したかの確認ができます。

最後に

EventBridgeはどんどん便利になっていきますね。

現在の仕様では、ChanelIDを複数指定しようとすると、
以下の様にエラーが出てしまいますが、
将来的には複数も行けるようになれば管理も楽になりますね！

Invalid RequestJson provided. Reason The value for the field 'ChannelId' must be a STRING.

以上、どなたかの役に立てば幸いです。