JSを一から学びたかったので、買ってみました。
本当によくわかるJavaScriptの教科書〜はじめての人も、挫折した人も、基礎力が必ず身に付く〜
1,960円 227ページ
購入理由:
・AmazonでKindle本まとめ買いキャンペーンの対象だった
・フロントもバックエンドも両方できる言語を学びたいと思った
⇨サーバーレス系とJSが相性がいい
awsで言うと、lambdaはjsをネイティブサポートで、AmplifyはReactでの記述が前提
筆者能力:
・SharePointの保守で、HTMLやCSSを少しだけ触ったことある。
・JavaScriptの経験はなし。
⇨周りのエンジニアから断片的な知識を聞き齧ってるレベル。
・業務で簡単なShellやSQLを書くぐらいで、プログラムの知識は薄い
読了時間
20時間
感想
プログラム触ったことない初学者には、条件分岐等の部分は参考になるが、記述方法が古いので、現代だと参考にならない。
他言語に触ってる人が読んだら、DOMとjQueryの要素ぐらいしか参考にならない。
おすすめ度
★☆☆☆☆
内容は悪くないのですが、時代が悪いですね。。。
内容について
ES6以前のJSを、プログラミング初心者向けに解説した本でした。
名前通り一から教えてくれるので、スイスイと読み進めていくことができました。
条件分岐や配列等の基礎も図解してくれていたり、解説も丁寧でわかりやすいです。
また、レイアウトや配色もしっかりしているので、可読性は高いです。
ポイント
JSのバージョン等は、以下サイト様がわかりやすく解説しています。
とほほのWWW入門 JavaScript入門
良い点
・サンプルコードファイルと、記述練習のコードファイルがダウンロードできる
⇨記述していてエラーを吐いたら、Diffかけるだけで間違いにすぐ気づけます。
・レガシーなJavaScriptの書き方が学べる
⇨「モダンモダン言ってるじゃねぇ!伝統から学べ!」というマウントおじさんに対応できる知識を得られる。
2個目は、無理くり書きました笑
ES6以前のものを学ぶのは、歴史の勉強にしかなりませんね。
悪い点
「内容が古い」この一言に尽きます。
これは、本書は発行が2018年なので、仕方ないことです。
変数の宣言をする際に、varで記述されていたり、アロー関数やスプレッド構文等のES6から導入された内容は解説されていないので、条件分岐や繰り返し処理に関しては if や for の形式で解説されています。
外部APIの利用についても、API側の規約変更で本書記載のままでは利用できなくなっていたりします。
最後に
発行当時の2018年だったら、間違いなく入門に最適な良書だったと思いますが、2022年だと古書になってしまっている状況です。
私みたいに「セール対象だ!」と飛び付かずに、発行年数をしっかりみてから、本を買うことをおすすめします。
この本を読んだとしても、ES6以降の知識を補完するために、新たな参考書を探さないといけません。。。
頻繁に更新がある言語はこういった面も恐ろしいところですね。。。
JavaやC系であれば、ずっと名著と言われるものがあるというのに・・・
以上、この記事が誰かの役に立てば幸いです。