CCNAってどれぐらいで取れるの?
私は一か月で取りましたね。
簡単に取得方法をお伝えしましょう
CCNAってどんな資格?
CCNAは世界最大手のネットワーク機器会社Ciscoが認定している資格です。
インフラエンジニアの登竜門的な存在で、そっち系の人は、「まぁ持っているよね。」って業界で認識されてます。
難易度は、割と高め。
ネットワークの基礎から、こんなん業務で利用しないだろって部分まで幅広く出ますので、実務経験者でもチョイチョイ落ちている人見かけます。
また、以前は試験が2個に分割していたので、それぞれを期間を開けても合格すればOKな方式でしたが、今は一発勝負なので、難易度が上がっています。
どうすれば受かる?
参考書2冊を読んで、試験サイトの問題解いてれば、十分合格できます。
★教材と勉強量については後述
Packet Tracer等のシュミレータを試験対策に勧めている方いますが、いらないです。
試験サイトにweb上で利用できる簡易シュミレータで十分です。
必要な勉強時間に関しては、以下サイトでは200~300時間とありますので、1日8時間勉強すれば、25日~37.5日でいける計算ですね。
落ちる人は?
たまに不合格になっている人いますが、それは頭が悪いからとかじゃなくて、シンプルに勉強量が足りてなかっただけです。
学習計画立てず、なんとなく勉強してたって人が周りでよく落ちてますね。
本資格はほぼ暗記科目なので、ひらめき不要で詰め込んだ知識量で合否が分かれます。
取った時の筆者スペック
■労働環境
SES社員 現場がなかなか決まらず会社と自宅待機の日々。
■能力
IT系資格:所持なし
ネットワーク実務経験:なし
ネットワーク知見:以下、初心者向けの本を一回読んだ程度
必要教材と諸費用
ド定番ですが、一週間本と白本とPing-tです。
- 1週間でCCNAの基礎が学べる本 第3版 2,640円 299ページ(索引等除く)
ネットワークの基礎知識を読みやすく、段階的に学べる良書です。
2進数、IPやTCPの知識がある方はスキップでOKです。
- CCNA 完全合格テキスト&問題集 4,268円 855ページ(索引等除く)
恐ろしく分厚いですが、二色刷りでイラスト図解も豊富なのでわかりやすいです。
模擬試験は2つありますが、実試験より難易度高いのでやらなくてもいいと思います。
- Ping-t プレミアムコンテンツ 1ヶ月 2,400円(税込み)
昔の問題集は少し見づらかったですが、今はリニューアルされていてUIがとてもよく使いやすいです。
スマホ版もあるので、スキマ時間もサクッと学べます。
教材費用は、総額:9,308円ですね。
CCNAは試験料が、36,960円なので、税込み総額:46,268円となります。
ベンダー資格の受験料高すぎますよねぇ・・・
勉強量
一週間本を1週、白本を1.5週、Ping-tを4週すれば、十分合格ラインに入れます。
一週間本はそこまで難しくないですが、白本は内容が幅広く難しいです。
それに、Ping-tは上記の本と問題の出題方式と傾向が違うので、「あれ、あんなに勉強したのに、全然わからない。。。」となりがちです。
でも、それが大事です。
基本的に本質は同じことを聞かれているのに、ちょっと方式が変わったぐらいで日和る自分を殺すことでレベルアップできます。
試験勉強で大事なこと
- ノルマはややきつめに組んでおく
シンプルに追い込みの為です。筆者は以下みたいなノルマ組んでました。
1週間本を3日で終わらせる為に、1日85ページ&まとめ
白本は模擬試験除いて7日で終わらせる為に、1日117ページ&まとめ
★ポモドーロ・テクニックで集中力高めると、存外こなせたりします。
- 一つのことを読み込み過ぎない
CCNAは勉強範囲がとても広く、理解が難しい単元がたくさんあります。
IPやWi-Fi等は身近ですが、VLANやBGPといった要素はいまいちわかりづらいです。
一回で理解するのは到底無理なので、さらっと流して、数回読む方が覚えるので、効率が良いです。
- CISCO語への心構えをしておく
CISCO語とは、CISCO試験に出題される変な機械翻訳された日本語のことを指します。
例えば、ダイナミック・ルーティング・プロトコルを、動的経路プロトコルのように翻訳します。
謎翻訳された問題文が出るので全部略称(RIP,BGP等)で覚えていると、詰む可能性がありますので、正式名称等をさらっておくことをオススメします。
最後に
全部の要素を完全に理解して挑む必要はないです。
合格点から一点でも、上回っていればいいのです!
ちなみに私は、合格点:825点のところ、836点で11点だけ上回っていました(笑)
この記事が、どなたかの参考になりますことを祈ります。