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『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX』12話に衝撃を受けた人の感想文

はじめに

2025/06/24に『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX』(ジークアクス)が最終回を迎えました。
スタジオカラーとサンライズのタッグということで話題となった本作について、率直な感想を書いていきます。

中身があるのかわからない作品でしたが、余白と勢いがあって楽しかったですね。

エヴァンゲリオンの影響が色濃い作品

庵野秀明さんや鶴巻和哉さんが関わっているので仕方がないのですが、「ガンダムでもこんな感じになっちゃうんだ」と思いました。エヴァンゲリオンシリーズの演出手法が随所に感じられる作品でした。

初代ガンダムへのオマージュが熱い

初代ガンダムのBGMや映像が随所に出てきたのが、とてもよかったです。
ファンサービスとしても十分楽しめる内容でした。

声優キャスティングについて

池田秀一さん、潘恵子さんの出演は激アツでしたね!!

ですが、古谷徹さんに関しては"取り返しのつかないこと・・・取り返しのつかないことをしてしまった"(不倫→中絶からの「それは(まだ)命とは言えないよ」発言)をしてもガンダム出れちゃうのか・・・という感想しかないですね。。。

芸能業界は本当に実力主義というか権威主義のゆるい世界だなと感じました。

この作品に感じたこと

"ブランド"の偉大さ

内容的に「ガンダム」という看板や「エヴァを作っているスタジオ」という前提がなければ、無理筋な点が多かったと思います。

想像の余地を残したと言えば聞こえは良いですが、1クールという都合での省略が主な理由だった気がしてなりません。

"考察"ということの虚しさ

  • 「マチュはハマーンの並行世界の人物では?」
  • 「タイトルにQがこんなに付いているのはキュベレイのことでは?」

など、様々な考察がありましたが、すべては褐色娼婦ララァ・スンが見た夢世界だったというオチで終わってしまいました。

様々な考察が出てきて私もワクワクしましたが、所詮は作り手の手のひらの上だったというのが悲しいポイントでした。

つまりララァは夢女子だったんですね。

この作品は楽しかった?

中身があったかはわかりませんが、楽しかったです。
まさに遊園地のジェットコースターのように、体験している間の楽しさが猛烈に感じられる作品でした。

この作品への不満

行間が多すぎるという部分はありますが、私的に残念だったのは声優関連の話題でした。

前述の古谷徹さんの件もそうですが、『コナン』など他の作品は降板しているのに、「アムロは許されるんだな」という点で少し冷めました。

櫻井孝宏さんの件も然り、芸能界はそういった部分がファンの感覚とは違うのが、受け手にとっては理解しがたいですね。

正直、もう誰が演じてもいいのではないでしょうか。シャアだって、小西克幸さんなどが演じているのですから。

関連コンテンツも楽しめた

映画やアニメ、ガンプラや『GB4』で『GQuuuuuuX』の機体を作ったり、操作したりできたのは楽しかったです。

内容については、岡田斗司夫さんも言っていたじゃないですか「中身じゃなくてドライブを楽しめ」って。
音楽イベントと同じで"ノリ"が最高でした。後に残ったものなんて、観客はそこまで気にしませんよ。

ただし、地上波だと変なバラエティ番組との組み合わせで、最後に"女性の生理問題"を扱っていて、テレビ局への嫌な気持ちが高まりました。
しかし、カラーの作品自体は楽しかったです。

その他の雑感

  • 『Gジェネ エターナル』が12話放送前にシャリア・ブルを配布したのは、良いムーブではなかったと思います。
    あんま関係ないですが、ゲーム内で処理順おかしい部分多いですよね。実行結果より先に、「この目標を達成しました!」って出ちゃいますし。
  • 作画によってマチュが巨乳だったり普通ぐらいだったりするのは、なんでなんですかね。ポリコレか海外外注のせいでしょうか。
  • 前回のブログで最後を予想しましたが、ちゃんと二次元要素で終わる感じで外れちゃいました。残念です。

以上、どなたかのお役に立てばHappyです。

  • この記事を書いた人

緑川縁

サブカルチャーとセクシャルが大好きなエンジニア
クラウド案件をメインにやっています。
このブログではIT関連とサブカル情報を発信します。

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